M8とR-D1写真日記

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2012年 08月 11日

ブロンフマンとサン・サーンス

ビデオテープを整理していたらWOWOWがベルリンフィルのライブを中継した頃のテープが出てきた。
ブロンフマンのベルリンフィルデビューの映像で、サン・サーンスのピアノコンチェルト2番。指揮はクルト・ザンデルリンク。ブロンフマンは当時34歳、1992年6月だった。
この曲は聴いたことがなかったが、この演奏を聴いて大好きになってしまった。最近DVDが発売になったようだが25分半があっという間に過ぎたと感じさせてしまう、大変な演奏だった。ベルリンフィルのメンバーが吃驚していた。アンコールの拍手が鳴りやまず、やむを得ずスカルラッティを弾いたがこれも素晴らしかった。

この年、子供が参加する長野アスペン音楽祭に行ったとき、長野の三井ガーデンホテルの朝、エレベーターに乗るとどこかで見たことのある青年の顔があった。思い出した。数ヶ月前テレビの前で熱狂したそのブロンフマンが、バイオリンのチョー・リャン・リンとこれからジョギングという格好で乗っていた。
思わず下手な英語で、この間のザンデルリンクとのサン・サーンスはとても素晴らしく大好きだと話しかけた。
彼はとても嬉しそうな顔をして、胸に手を当て会釈を返してくれた。脇のチョー・リャン・リンがなんだか羨ましそうな顔をしたのを覚えている。
丁度20年前の夏の出来事だ。
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                          パリ レ・アール(中央市場跡)にて(2006年)
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by chousan-drybox | 2012-08-11 00:49 | 音楽の事 | Comments(0)


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