「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:音楽の事( 10 )


2016年 10月 14日

ロジェストヴェンスキー

ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー ロシアの指揮者。
先日来日して、ショスタコーヴィチの10番やチャイコフスキーの3大バレーを振っていた。
80半ばと思うが、まだまだ元気で振っているので驚き。
55年前ころ、ビクターの赤いレコード面の「悲愴」を良く聴いていた。
田舎なのでパーツを集めるのに苦労したが、5極管シングルアンプを組んでハムまじりだが、音楽自体には集中して聴いていたと思う。
大変懐かしい。
リハーサルを聴いた人によると、手は少し震え年齢的なものを感じたそうだが、本番でもなかなか楽屋から出てこなかったりだったらしい。
しかし終わった後の拍手は長くいつまでも続いたとか。
ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲を弾いたのは彼の若い奥さんらしく、リハーサルの時から気を使っていたそうだ。
e0129750_11591343.jpg

[PR]

by chousan-drybox | 2016-10-14 12:00 | 音楽の事 | Comments(0)
2016年 09月 04日

一年たった Tannoy Reveal 402

昨年の8月の記事でこのスピーカにふれた。
ネットでの評判どおりだが、低音でもやっとするところがあると、なんとも曖昧な感想を述べた。
比較するスピーカも Tannoy Eatonというリスニング用のもので、違う感想になるのは当たり前だが、一年たってみて10cmというウーファーなのに何この低音という感想に変わった。
e0129750_17153393.jpg

このスピーカはスタジオモニター用で、そのため楽器を聞き分けるのに適し、我が家では楽譜を見ながら分析するなどに活躍している。
先月13日の記事でStax コンデンサーヘッドフォンの記事で、このスピーカの雄大で繊細のところが似ていると書いたが、率直な感想である。
しかし普通にリスニングに使っても耳疲れすることなくいい音だ。
[PR]

by chousan-drybox | 2016-09-04 17:33 | 音楽の事 | Comments(0)
2016年 08月 13日

Stax コンデンサーヘッドフォン

10年くらい前に購入したStax SRM323AとSR303という組み合わせのコンデンサーイヤースピーカー。
以前、雑誌のFMfanで荻昌弘氏がSTAXのコンデンサ・イヤースピーカーの音楽を聞きながら寝るという記事を読み、当時の一番ランクの低いセットを手に入れた。
高音から低音まで音がよく伸び、しばらくよく聴いていた。
仕事が忙しくなり、また密閉型ではないため深夜聞いていると、家族からの音漏れの苦情が出て次第に聴かなくなった。
e0129750_20464241.jpg

10年ぶりに聴いてみたいと思い出してみると、スポンジがぼろぼろでだめかなと思ったが、火を入れてみるといい音がする。10年の経年変化がどの位か、コンデンサーという薄膜の振動体の硬化変形などあるのだろうが、とても雄大でかつクリア。タンノイ Reveal402の低音をさらに低く迄ゆうゆう鳴らした感じで、作られた感じのしない音。
Staxという会社は中国資本になったそうだが健在と聞く。最近の製品の音はどうなのだろうか?
[PR]

by chousan-drybox | 2016-08-13 21:15 | 音楽の事 | Comments(0)
2016年 06月 12日

真空管アンプで DALI ZENSOR1

いつもは作業する部屋でコンポに繋いで聴いているDALI ZENSOR1。
気楽に楽しく聴いているが、試しに音の工房さんの真空管アンプに繋いでみた。

比べるのはTannoy Eaton。勿論スピーカーの大きさが倍くらい違うが、それは承知の上で。
ネットでの評判どおり明るく伸びやかで、低音もそれなりに響く。
そのかわり奥行きや広がりはEatonと比べると少ない。
でもとても上品に感じ、ホールというよりもスタジオの中で演奏を聴いているような臨場感がある。
この真空管アンプが、音源を素直に伝えるものなので、とても端正な組み合わせと思う。
e0129750_1305357.jpg

                                    大山商店街
台つきで本体のみの価格の半値で、ほぼ新品同様だった。
このスピーカを聴くとTannoy Eatonは少し大人し目に感じるが、Eatonの方は音源によってスタジオにもなりホールにもなる総合力は比べようが無い。
[PR]

by chousan-drybox | 2016-06-12 01:34 | 音楽の事 | Comments(0)
2016年 05月 23日

Audio Line Outのレベル

TEAC CD Playerがディスクを読まなくなって、しょうがないのでMarantzのPlayerを購入。
真空管アンプにつないで見るとTEACの時と比べて音が小さい。
そういえば中古で買って時々読み込まないで返したDENONのCD レシーバーはもっと低かった。
私の認識では、アナログ時代のメーターのゼロがゼロVUという基準で、ミキサー卓のレベルなどのレベルゼロと同じだと思っていた。
e0129750_19561280.jpg

しかしネットで探ると、業務用のは高く民生用は低いのだそうだ。またCD PlayerとDVD Playerのレベルも違うことがあるようで、なんだか分からなくなった。
メーカー毎にもこんな違いがあるとは知らなかった。
TEACの修理があがってきて、レベルが高いので、低出力のアンプにはボリュームをそれほど上げなくて済むのは精神的に助かる。
[PR]

by chousan-drybox | 2016-05-23 19:57 | 音楽の事 | Comments(2)
2016年 05月 10日

Tannoy Eatonに真空管アンプ

少し前にTannoy Eatonを入手し、コンポのアンプで聴いていましたが、どうしても真空管アンプで聴いてみたい思いが強くなりました。
良さそうなものはとても高価で、キットも時間やトラブル対処等々敬遠せざるをえない。そんな時ネットを探すとこのアンプに出会いました。
e0129750_00483071.jpg
「音の工房」のSK-100-Bという、複合真空管2本だけのシンプルな構成で、とても小ぶりなアンプ。3Wという出力については、マンションの生活上充分すぎる音量です。
音の質は、一言でいえばピュアに尽きると思います。
私が聴いている環境は、6畳の防音室(楽器の練習室)で、CDP: TEAC 、スピーカ: Tannoy Eaton。どんなジャンルの音源もとても自然で、コンサートホールやスタジオの現場にいるような感じで聴いています。
低音も29.5cmのEatonでは不足はありません。

ミケランジェリの皇帝、フィッシャー=ディースカウの冬の旅、ナットキングコールのUnforgettableなど音の美しさやぬくもりが堪りません。それでいて 坂本冬美の艶っぽさ。

押しつけがましくない清らかさは、レンズで言うと Summilux 35mm球面を絞った描写、小説では 藤沢周平の 木々の梢から滴る水滴や小川のせせらぎ、市井の人々を見つめる透き通った感覚を連想させます。

Tannoy Eatonと相まって、音の波が聴く人を心地よく包んでくれる、聴き疲れのない組み合わせが出来たようです。




[PR]

by chousan-drybox | 2016-05-10 01:02 | 音楽の事 | Comments(2)
2015年 08月 16日

Tannoy Speaker

先日 家族で散歩に出かけた時、新百合と稲城の都県境近くにある「リンデンバウム」という喫茶店で出会ったタンノイのスピーカーの音に参ってしまった。
多分ウェストミンスターというモデルなのかな?
その時に掛っていた音はFM放送だったが、サックスのリードの振動が感じられるような、繊細で柔らかく、ゆったりと音の空間に包まれながらのブレンドコーヒーがいっそうおいしく感じられた。

このカフェのマスターは録音技師の勤めを辞められ、ご自分でスタジオもやりながらコーヒーも入れるという、大変うらやましい方だった。

タンノイのコーン工場の火災の後、変わってしまったなど聴きかじりの話をしたり楽しい時間だった。

実はタンノイの良い音に出会ったのは初めてではなく、50年くらい前、会社の先輩がオーディオ好きでうちに遊びに行った時、部屋の壁全部にアンプやプレーヤ、沢山のレコードとともに、そのスピーカが鎮座していた。
モデルは何か忘れてしまったが、その時に出てきた色々なモデルの名前のうち「レクタンギュラー」という初めて聞く単語が印象に残った。
主にクラシックが好きな先輩の話を楽しく聞いていたが、コーン紙の工場火災の話はたぶんそこで聞いたと思う。

さて、息子の病気の後少し気持ちに余裕が出来た時期で、タンノイのスピーカーが欲しくなってしまった。
手始めに最近のPCやIpodにつなげるアンプ内蔵のReveal 402を購入。そして勢いでヤフオクで探したTannoy Eatonを落札してしまった。
2代目オーナーが大事に真空管アンプで聴いてきたというスピーカ、コーン紙に若干しみのような色が付いているが、コーンエッジは健在で、煙草も吸わないというので決めた。
マニアのなかでは、工場火災後経営が移ったりで音が変わったという『暗黒タンノイ」の一つらしいが、火災前の所謂オールドタンノイはとても手が出ないし、置き場所もない。

ただ、ネットで調べるとタンノイを創設した博士が最も好んで聞いていたスピーカという記事に出会って、期待が高まった。
e0129750_23233094.jpg

   上がreveal 402 下がTannoy Eaton

この二つのスピーカを聴き比べると、音の感じは良く似ている。
Reveal 402は現代のものらしく、クリアで少し冷たい感じかな。おしいのは低音がもやっとする音域があること。それでもこの大きさでこの音ならネットでの評判どおり。

一方のEatonは少し温かみを感じ、一番の違いは奥行や深さや広がり。
交響曲や室内楽、女性ボーカルやビリージョエル・ベラフォンテなどなど、寝る前にちびりと飲みながら聴く音が心を穏やかにしてくれる。
年齢的には高音域が落ちてくる時期だが、あまりそれを感じないのがうれしい。

今度また「リンデンバウム」に行ったら、タンノイの話で楽しめそうだ。
[PR]

by chousan-drybox | 2015-08-16 00:19 | 音楽の事 | Comments(2)
2012年 08月 11日

ブロンフマンとサン・サーンス

ビデオテープを整理していたらWOWOWがベルリンフィルのライブを中継した頃のテープが出てきた。
ブロンフマンのベルリンフィルデビューの映像で、サン・サーンスのピアノコンチェルト2番。指揮はクルト・ザンデルリンク。ブロンフマンは当時34歳、1992年6月だった。
この曲は聴いたことがなかったが、この演奏を聴いて大好きになってしまった。最近DVDが発売になったようだが25分半があっという間に過ぎたと感じさせてしまう、大変な演奏だった。ベルリンフィルのメンバーが吃驚していた。アンコールの拍手が鳴りやまず、やむを得ずスカルラッティを弾いたがこれも素晴らしかった。

この年、子供が参加する長野アスペン音楽祭に行ったとき、長野の三井ガーデンホテルの朝、エレベーターに乗るとどこかで見たことのある青年の顔があった。思い出した。数ヶ月前テレビの前で熱狂したそのブロンフマンが、バイオリンのチョー・リャン・リンとこれからジョギングという格好で乗っていた。
思わず下手な英語で、この間のザンデルリンクとのサン・サーンスはとても素晴らしく大好きだと話しかけた。
彼はとても嬉しそうな顔をして、胸に手を当て会釈を返してくれた。脇のチョー・リャン・リンがなんだか羨ましそうな顔をしたのを覚えている。
丁度20年前の夏の出来事だ。
e0129750_04338100.jpg

                          パリ レ・アール(中央市場跡)にて(2006年)
[PR]

by chousan-drybox | 2012-08-11 00:49 | 音楽の事 | Comments(0)
2011年 02月 22日

ヴァーツラフ・ターリッヒ(2)

e0129750_21111870.jpg

ターリッヒの音源は少ない。戦争という時代もあるが、チェコフィルを追われたからだ。
つい最近まで、ターリッヒがナチに協力したからだと思っていた。
ところが事実は全く逆で、ナチに反抗したためであった。
(カラヤンは2度ナチ党員に登録し、戦後はやむを得ずと弁明している。しかしベルリンフィルのドキュメントを見ると党員だった団員は追放され2度と復帰は叶わなかった事を知るとすっきりしない。)

それを知ると、またあの新世界を聴きたくなった。
その後チェコフィルはクーベリックやノイマンと続くわけだが、一流に育てたのはターリッヒだ。
e0129750_2158173.jpg

このCDは1954年録音、ライブだったらさぞかしプラハの聴衆を泣かせたであろう。
音源は勿論モノラル。ノイズもあるがそれを感じさせない堂々としかも凜とした演奏は、50年ぶりにあのころの感動を思い出させる。
気負いや誇張などなく、少なくない指揮者がやるような、わざとテンポを遅らせて強調することもない。勿論、ジュリーニのようにフィナーレの高揚の直前に1拍休止を入れることも。
[PR]

by chousan-drybox | 2011-02-22 21:52 | 音楽の事 | Comments(0)
2011年 02月 21日

ヴァーツラフ・ターリッヒ(1)

e0129750_13553181.jpg

私がクラシック音楽が好きになったのは中学の頃で、禁じられた遊びが弾きたくてクラシックギターを習っていた。禁じられた遊びはアルベジョの部分が有名だが、ガボット風のテンポが速いところはビゼーの曲が使われていた。
カルカッシやタルレガの教則本を使っていたが、ご多分に漏れずアルハンブラのトレモロで挫折した。それでも2フィンガーや3フィンガーを多用するフォークギターでよく遊んだ。

学校ではオーケストラ部でトロンボーンを吹いていた。その頃でも珍しいバルブ式で、スライド式も併用したが当時の曲ではタンホイザー序曲のメロディをかなり練習させられた記憶がある。

クラブの練習前に音楽室のキャビネットのプレーヤーで聴いた、スプラフォンの25cmLPの青いジャケット、ドボルザーク「新世界」に感動し何回聴いたことか。
当時は新世界は5番だとか、作曲者名もドボルジャックという表記だったと思う。
シューベルトの未完成交響曲が第7番と言っていた時代だ。
東欧に詳しい方に聞くとドボルシャックかドボルシャークが正しいようだ。(ルは小さく)
このレコードがチェコフィル、指揮がヴァーツラフ・ターリッヒだった。この名前はドイツ式の発音でチェコ語ではタリフらしい。
e0129750_1414975.jpg

[PR]

by chousan-drybox | 2011-02-21 14:32 | 音楽の事 | Comments(2)